WEBライターなら知らない者はいない(?)「ゴウ先生」こと佐々木ゴウさんが、満を持して2019年開設したオンラインサロンが「ライター組合」。
WEBライターを目指す人や活動中の人が集まり、スキルアップや交流から仕事の獲得までできてしまう800人以上の巨大オンラインサロン「ライター組合」について、現在参加中の私(40代女性・フリーランスWEBライター)が感想や居心地などを解説します。
「入ってみたいけど、雰囲気はどんな感じ?」
「月額のモトは取れる?」
など迷っている人はぜひ参考にして下さいね。
そして、「もうすでにライターとして活動してて、ある程度稼げてるんだけど、参加して何かメリットあるのかな」という中級以上のライターさんもぜひ読んでみて下さい!
私(40代女性ライター)が「ライター組合」に入るまで
実はわたしはWEBライター歴16年のけっこうなベテランなのですが、ずっとパート兼業でやってきて、個人事業主として独立したのが2018年。まだ2年目です。
臨時職員の国家公務員だったこともあり、ツイッターなどでライター業の発信もしていなくて。(副業はOKでしたが)
独立直後は、リアルでもオンラインでも「ライター仲間」というものが皆無だったんですね。
仕事上でちょっと疑問に思うことがあったり、ライターならではの「あるある」をおしゃべりしたくても相手がいない。
「こういう時ってどうしたらいい?」と思って検索すると、「佐々木ゴウ」さんの記事がかなりの確率でヒットするわけですよ。
そのころ、「これからはクローズドなコミュニティが必要だ」と、あのイケダハヤトさんが作ったのが「ブロガーズギルド」というオンラインサロンでした。
基本的にはブロガー(ブログで収入を得る人)向けのサロンで参加無料だったのですが、その中に「ライター部」というグループがあり、そこで初めて全国のWEBライターさんたちと知り合うことができました。
(ライター部がきっかけで今も仲良くしていただいてるライターさんもたくさんいます)
ある日、そこに、ふらっとゴウさんが遊びにきたんですよね。
(Discordという同じアプリを使っている関係で、ゴウさんたちのアイコンは現在のものですが…当時はTwitterなどでおなじみのイケメン顔写真でした)
その後、みんなで一緒に作業ソン(25分ごとに時間を区切って、集中して仕事をするテクニック)をやって。
ゴウさんは作業ソン中に私が書いたブログ記事の添削までしてくれたという…(感謝)!
その後ゴウさんは2018年11月から「ゴウサロン」という小規模サロン(といっても100人以上いたかと。そして毎回秒で定員いっぱいになってました)を主宰。私も2期から参加してました。
そして、いよいよ
- 自分のノウハウを困ってる駆け出しライターさんにもっと教えたい
- スキルのあるライター集団としてたくさん仕事を回していきたい
- ライター同士で情報交換や交流のできる場を作りたい
…といった夢を実現するために、2019年に「ライター組合」を立ち上げ。
私も1期生として参加しました。
現在も毎月ではないですが募集を行っています。
11月末に久しぶりに募集するとのことなので、以下に申し込みページURLを貼っておきますね。
https://go-writing.com/writers-guild/
「佐々木ゴウ」さんってどんな人?
これを書いている今では、すっかりゴウさんと友達になってしまい、
「ゴウさんは忙しいから、結婚するなら家事代行とか検討しないとだめだよ!」
と指導(笑)するような日々なので、どこまで参考になるか分かりませんが…(^_^;)
仕事に関しては、いろいろなところで書かれているように、副業からライターを始めてあっという間に売り上げが月100万まで行ったというすごい人です。
そして、ホスピタリティがすごい人です!
800人以上のオンラインサロンだと、なかなか1人1人の声を拾えない部分もあると思うのですが、質問などを書きこむと、忙しくてもすごい熱量の長文で答えてくれてたり。
ライ組では、頻繁に色々なオンライン講座が実施されますが、事前に無記名で質問できるシートも用意してくれて、なかなか発言できない人も参加しやすいような気配りをしてくれたり。
さらに、承認欲求がすごい人です!(あれ?(笑))
有益な話は惜しみなく公開してくれますが、みんなから反応がないと露骨に「ほめ」を要求してきます(笑)。
そこで「すごい!」「有益!」「佐々木ゴウ!」などとほめてあげるととても喜びます。
その分、他の人のことも惜しみなくほめてくれるので、それが全体に影響するのでしょう、ライ組でギスギスした雰囲気になったのを私は見たことないです。
中級ライターの「ライター組合」活用法
現在、ライター組合では、私の体感でいうと
- ライターを始めてみたい・始めたばかりの人
- 文字単価1円以下の記事を中心に書いている人
- 副業や扶養範囲内の収入ゾーンの人
- 専業(ライターだけで食べていける)の人
①と②の人がやはり多く、そこからスキルを上げて収入も伸ばしていくための講座や添削、実績になる記名記事を書くための仕事…などがたくさん準備されています。
3000文字の記事を1500円で書いている人がスキルアップして5000円で書けるようになったとしたら、差額は3500円。
現在の会費は月2480円なので、元が取れる日は遠くないと私は思います。
しかし、もうライターとして生活できている人にとっては何のメリットもないのか?というと、これが全くそんなことはないんですね…!
私が「ライ組」でものすごく役立っていることは次の3つ。
ゴウさんの人脈ですごい人の話を聞いたり質問したりできる
ライ組内で仕事の発注や添削・講座も手掛けている「まーくん」こと小川さんという方がいらっしゃるのですが、定期的にSEOについての有益情報や、SEOを超えたWEBマーケティングや営業について連載しているお部屋があり、私は投稿が更新されたら欠かさずチェックしています。
クラウドソーシングで、新規クライアントさんからSEOの相談があった時なども、迷うことがあれば質問するとほとんど100%答えていただけます。
メンターさんのマッチングサイトなどで同じことをすると月に数万円かかる場合もありますので、すでに破格なんですね。
安心できるライターさんにお仕事を発注できる
私は現在、育児メディアで300記事近い育児教育記事を連載させていただいています。
しかし、育児ジャンルは非常にメディアやブログの多い激戦区。
狙ったキーワードで上位表示させ、PVを伸ばすのがミッションですから、記事の信頼性やコンテンツの充実度はもちろん、他のサイトにない独自性も求められます。
そこで私は、ライ組内でお子さんのいるライターさんたちに毎月定額でアンケートを実施し、意見や体験談などを集めさせていただいています。
上記はもちろんクラウドソーシングで都度募集することも可能。
が、何回かやってみたものの、やはり顔見知り(いや、お顔は見ていないですが)のライ組のライターさんの回答の方がはるかに質が高く信頼性もあり、本当にすばらしいのです。
先日も、クライアントさんから「このキーワードで記事を書いて下さい」と依頼があり、育児アンケート部屋のメンバーから頂いた体験談を盛り込んだ記事を公開したところ…なみいる大手メディアや新聞・ニュースサイトをおさえてあっという間に検索結果1位に!
「すばらしいですね!」と絶賛のメッセージをいただきました。
ゴウさんもよく言う「一次情報」の力だと思います。
ライターさん同士で交流できて、淋しくない!
そしてやはり、これが一番うれしいことかも…!
たくさんのライターさんと交流したり、情報交換したり、一緒に作業ソンしたり…交流できるのがとても幸せです。
私はものすごくマイペースなので家で1人で仕事しているのは非常にストレスがなくて良いのですが、同時に人と関わりたい欲求もすごくあるというややこしさよ。
私は過去の仕事で誤字脱字が少ないことで定評があり(ないとは言っていない)、国語が非常に得意なので、そのあたりを生かしてもう少し新人ライターさんに貢献できたら…と思っていますが、今のところただただ楽しませてもらうばかりで。恐縮です。
おわりに
私が「中級」というのもおこがましいのですが、今回はあえて名乗ってみました。
ボリュームゾーンから少し外れた人でもこんなに役に立ってるよ!という参考になれば幸いです。
それに、いまライター組合に所属している人たち、本当にぐんぐん力をつけてきています。
画面越しに見ていてもすぐわかるほどに。
なので、数年もすれば中級ライターさんがゴロゴロいるオンラインサロンに成長し、内容もそれにつれて進化することは想像に難くない・・と私は思っています。
ゴウさんもカントリーマアムとか大学芋食べて徹夜ばかりしてると体壊すから、ライ組のみんなのためにも無理せずずっと健康でいて下さいね!
以上、中級者からみた「ライター組合」のお話でした。